海外旅行へ機内持ち込みサイズのリュックだけで行きたい。でも、女性は化粧品や日用品も多く、何を持っていけばよいのか迷いますよね。
私は今も、預け荷物を使わず、機内持ち込みサイズのリュックだけで海外旅行をしています。
夫も同じスタイルで、2014年の15日間の海外旅行では、45Lリュックを出発時6.9kgに収めて預け荷物なしで旅しました。男性側の実際の荷物は「海外旅行2週間の荷物は7kgで足りる?45Lリュック6.9kgで15日間周遊」で紹介しています。
ミニマリストというわけではありません。必要なものを我慢するのではなく、現地で洗濯する、小さな容器へ移す、一つのものを複数の用途で使うことで荷物を減らしています。
この記事では、実際に持っていくコスメ、薬、日用品、貴重品を紹介します。2026年の液体物やモバイルバッテリーの機内持ち込みルールも追記しました。
航空会社、渡航先、乗り継ぎ空港によって規則が異なる場合があります。出発前には利用する航空会社と公的機関の最新情報を確認してください。
女性がリュックだけで海外旅行するための持ち物リスト
私が持っていくものを、大きく5つに分けると次のようになります。
- パスポート・カード・現金などの貴重品
- コスメとスキンケア用品
- 薬と健康用品
- 洗面用品・洗濯用品・日用品
- スマホ・充電器などの電子機器
洋服と電子機器は、それぞれ別の記事で詳しく紹介しています。
海外旅行で最初に確認する貴重品
- パスポート
- 航空券・ホテル予約情報
- クレジットカードを複数枚
- 少額の現金
- 海外旅行保険の情報
- 緊急連絡先
- パスポートのコピーや画像
クレジットカードは複数枚を分けて持つ
クレジットカードは、国際ブランドの異なるものを複数枚持っていきます。店や交通機関によって、特定のブランドが使えないことがあるためです。
すべてを同じ財布に入れず、財布、リュック、身につける貴重品入れなどに分散します。一つを紛失しても、残りで旅行を続けられるようにしています。
パスポートのコピーは予備資料として持つ
パスポートの顔写真ページは紙とデータで保存しています。ただし、コピーはパスポートそのものの代わりにはなりません。
紛失した場合は、現地警察への届出や在外公館での手続きが必要です。外務省によると、新しい旅券の発給には戸籍謄本などが必要になる場合があります。必要書類は外務省のパスポート案内で確認してください。
予約番号やパスポート画像をSNSへ載せないことも大切です。スマホへ保存する場合は、端末の紛失や盗難も考えて、ロックや安全な保存場所を準備します。
女性の海外旅行で持っていくコスメ

私はメイク用品を増やしすぎず、普段使っているものを中心に持っていきます。肌に合わないものを現地で急に使うと、肌荒れすることがあるからです。
- 日焼け止め
- BBクリームまたはファンデーション
- フェイスパウダー
- アイブロウ・アイシャドウ・チーク
- 基礎化粧品
- クレンジング用品
- コットン・綿棒
- くしや眉コーム
アイブロウ、アイシャドウ、チークなどを一つのパレットで兼用できると、容器の数を減らせます。パウダー状のものは液体物の透明袋に入れなくてよい点も便利です。
日焼け対策は減らしすぎない
日焼けすると肌が痛くなり、旅行そのものを楽しめなくなります。日焼け止めは荷物を減らすために省くのではなく、優先して持っていきます。
帽子、薄手の羽織り、日傘などを組み合わせれば、日焼け止めを何度も大量に塗る必要も減らせます。
基礎化粧品は小分けにする
化粧水、乳液、オイル、シャンプーなどは、小さな容器へ旅行日数分だけ移します。
容器には中身を書いたシールを貼ります。小分けすると似た容器ばかりになり、どれが化粧水なのか分からなくなるからです。
薬と健康用品は自分に必要なものだけ

海外では環境、食事、気温、時差が変わります。私は普段から使い慣れている薬を、必要な分だけ持っていきます。
- いつも服用している薬
- 胃腸薬・整腸剤
- 痛み止め
- 酔い止め
- ばんそうこう
- 虫刺され用の薬
- マスク
- 生理用品など自分に必要なもの
薬は多ければ安心というものではありません。必要性が分からない薬を大量に持つと荷物が増え、渡航先によっては成分や数量が問題になることもあります。
処方薬は元の包装や説明書と一緒に持ち、必要に応じて処方箋の写しや医師の証明を準備します。持ち込み条件は国によって違うため、在日大使館や公的機関の情報を確認してください。
体調不良が強い場合は、自己判断で手持ちの薬を重ねて飲まず、医療機関や保険会社のサポートへ相談します。
洗面用品と日用品
- 歯ブラシ・歯磨き用品
- 小分けしたシャンプー・コンディショナー
- 石けん
- 手ぬぐい
- ティッシュ・ウェットティッシュ
- ジッパー付き袋
- 洗濯洗剤
- 洗濯ロープ
- 小さな財布
- クリアファイル
タオルより手ぬぐいが便利
手ぬぐいは薄くて軽く、洗っても早く乾きます。顔や手を拭くだけでなく、汗拭き、日よけ、荷物の目印などにも使えます。
ホテルにタオルがある場合でも、移動中や海、温泉などで使えるので一枚持っていきます。
私が使っているのは無地の日本製手ぬぐい5枚セットです。何枚あっても困らないので、汗拭き用・洗面用・荷物の目印用と役割を分けて使っています。
ジッパー付き袋は複数の用途に使える
ジッパー付き袋は、液体物、薬、ぬれた衣類、食べかけの食品、細かな充電用品などの整理に使えます。
汚れたり破れたりするので、サイズの違うものを数枚持っていきます。現地で荷物が増えたときにも役立ちます。
小さな財布を現地用にする
普段の財布をそのまま海外へ持っていくと、日本でしか使わないカードや個人情報まで持ち歩くことになります。
私は安価な小さな財布を旅行用にして、外出時に必要なカードと少額の現金だけを入れます。残りは別の場所へ分散して保管します。
リュックだけの海外旅行では洗濯する

長期旅行でも、旅行日数分の服を持っていく必要はありません。数日分を持ち、ホテルで洗濯すれば荷物を大きく減らせます。
私は少量の洗剤と洗濯ロープを持っていきます。服を選ぶときも、軽さ、乾きやすさ、着回しやすさを重視します。
ただし、ホテルによっては室内で洗濯物を干せないこともあります。備え付けのランドリー、近くのコインランドリー、洗濯サービスも確認します。
実際に持っていく服と減らし方は、リュックだけで海外旅行する洋服編で詳しく紹介しています。
国際線の液体物は100ml以下の容器へ
化粧品、日焼け止め、歯磨き粉、ジェル、クリームなどは、国際線では液体物として扱われます。
- 一つの容器は100ml以下
- 容器を容量1L以下の透明な再封可能袋へ入れる
- 透明袋は原則として1人1袋
- 100mlを超える容器は、中身が少なくても機内持ち込み不可
大きな化粧水のボトルに少量だけ残しても認められません。必ず100ml以下の容器へ移します。
液体を減らすには、パウダー化粧品、固形石けん、シート状のクレンジングなどを組み合わせる方法があります。ただし、肌に合わないものへ無理に変更する必要はありません。
詳しい対象品と例外は、ANAの国際線液体物案内など、利用する航空会社の公式サイトで確認してください。
モバイルバッテリーは預け荷物に入れない
モバイルバッテリーは、スーツケースなどの預け荷物には入れられません。機内持ち込み手荷物として、自分で管理する必要があります。
2026年4月24日から、日本の航空会社ではモバイルバッテリーの機内持ち込みルールが変更されています。JALでは160Wh以下を1人2個までとし、機内でのバッテリーへの充電や、バッテリーから電子機器への充電を行わないよう案内しています。
航空会社や出発国によって規則が異なり、今後も変更される可能性があります。容量表示が読めない製品は避け、利用航空会社の最新ルールを確認してください。
最新の国内ルールの一例は、JALのモバイルバッテリー案内で確認できます。
機内持ち込みリュックだけにする7つのコツ
- 旅行日数分ではなく、洗濯周期分の服を持つ
- 化粧品は小分けし、兼用できるものを選ぶ
- ホテルの備品を事前に確認する
- 現地で簡単に買える消耗品は持ちすぎない
- 一つのものを複数の用途で使う
- 「念のため」だけの物を増やさない
- 出発前に荷物の重さを量る
大切なのは、極端に減らすことではありません。自分に本当に必要なものを残し、使わない可能性が高いものを外すことです。
航空会社によって、機内持ち込み手荷物のサイズ、重量、個数が異なります。特にLCCは制限が厳しい場合があるため、予約した航空会社の規定を基準にします。
女性の海外旅行持ち物リストまとめ
リュックだけの海外旅行は、荷物を我慢する旅ではありません。
普段使っているものを小分けする、現地で洗濯する、用途を兼ねる。この3つを意識すれば、女性でも必要なコスメや日用品を持ちながら身軽に旅行できます。
預け荷物を待つ時間がなく、移動もしやすくなります。ロストバゲージの心配もありません。ホテルを移動する旅行では、荷物が少ないこと自体が大きな快適さになります。
ただし、液体物、薬、モバイルバッテリーなどの規則は変わります。古い持ち物リストだけを信じず、出発前に最新情報を確認してください。
洋服と電子機器については、次の記事もあわせてご覧ください。