「走行距離7万kmの中古車は大丈夫?」「10万kmを超えたら買い替えた方がいい?」と不安になる人は多いと思います。
私が2018年に買ったのは、走行距離約7万km、乗り出し価格約40万円の中古トヨタ車でした。
それから8年。山形への釣行、長距離旅行、車中泊、USJへの遠征などで年間約1.6万km走り、2026年8月現在の走行距離は199,864kmです。
約13万kmを追加で走りましたが、これまでエンジンやミッションなどの大きな故障はありません。
この記事では、「安い中古車はすぐ壊れるのか」「7万kmは走りすぎなのか」と気になっている人に向けて、乗り出し40万円の中古車を8年間乗った実体験を書きます。
- 結論|7万kmで買った40万円の中古車は20万km目前でも普通に走っている
- 2018年に乗り出し40万円・7万kmで購入した
- なぜ7万kmの中古車を怖いと思わなかったのか
- 8年間・約13万km走っても大きな故障はなかった
- 中古車でも消耗品と整備には普通にお金を使う
- 妻の約40万円の中古トヨタ車も大きな故障なし
- 私は10万kmの中古車でも価格次第で買う
- 年式を見るのは「新しい車が欲しい」からではない
- 40万円の中古車を選ぶのは、私が「ケチ」だからでもある
- 新車との差額160万円は「160万円」で終わらない
- ただし安全性にはお金を惜しまない
- 20万km目前でも、まだ買い替えるつもりはない
- まとめ|7万km・40万円でも8年で20万km目前まで乗れた
結論|7万kmで買った40万円の中古車は20万km目前でも普通に走っている
まず結論から書くと、私の車については「7万kmだから寿命が近かった」ということはまったくありませんでした。
2018年に約7万kmで購入し、8年間で約13万kmを追加。現在は20万km目前です。
しかも近所だけを走ってきたわけではありません。山形への釣りには年5回ほど行き、USJへの長距離移動や車中泊旅行にも使っています。
それでも現在まで大きな故障はなく、エンジンやミッション、エアコン、足回りにも、私が運転していて明らかな不調は感じていません。高速道路を使った長距離移動でも、加速や安定性に不満はありません。
もちろん、これは私が所有している1台の実例です。7万kmや10万kmの中古車なら何でも大丈夫という意味ではありません。
2018年に乗り出し40万円・7万kmで購入した
購入価格は諸費用をすべて含めて約40万円でした。車両本体だけで40万円ではありません。
私は車の専門家ではないので、中古車を自分で細かくチェックして選んだわけでもありません。
購入したのは近くのトヨタディーラーです。
20年近く前、以前の車を買うために何店舗も回って相見積もりを取っていたとき、ある営業担当者と出会いました。その人柄が気に入り、それ以来、妻の車も含めて4台ほど、その人から購入しています。
長い付き合いの中で信用しているので、現在は車を買うときも細かな条件を大量には出しません。
- 今乗っている車より新しい年代
- 走行距離はおおむね7万km以下を目安
- 乗り出し40万円前後
- 担当営業が勧められる車
だいたいこの程度です。
私の場合、車を見る目があるから中古車を買えるのではなく、自分が素人だからこそ、信用できる人に頼っているという方が実態に近いです。
なぜ7万kmの中古車を怖いと思わなかったのか
7万kmの中古車を買うことに大きな抵抗がなかった理由の一つは、それ以前に乗っていたトヨタ車を24万kmまで乗った経験があったからです。
24万kmまで乗った車も、大きな故障で手放したわけではありません。
走行中にわずかなふらつきを感じるようになり、ディーラーで見てもらいましたが異常は見つかりませんでした。それでも車は命を預けるものなので、自分が不安を感じた時点で買い替えることにしました。
この経験があるため、私の中では「10万kmになったら車は終わり」という感覚がありません。
東南アジアへ旅行した際にも、30万kmを超えて走っているトヨタ車を何度も目にしました。もちろん海外で見た車の整備状況までは分かりませんが、こうした経験も私がトヨタ車の耐久性を信用している理由の一つです。
8年間・約13万km走っても大きな故障はなかった
購入時約7万kmだった車は、現在199,864kmです。
8年間で走った距離は約13万km。単純計算すると年間約1.6万kmです。
使い方も比較的ハードだと思います。
- 山形への釣行を年5回ほど
- USJまでの長距離移動
- 車中泊旅行
- その他の釣り・登山・旅行
15年以上続けている車中泊については「車中泊とホテルはどっちがいい?15年以上旅して分かった使い分け」で詳しく紹介しています。
これだけ使ってきても、大きな故障はありませんでした。
一方で、20万km近く走れば何も劣化しないわけではありません。たとえば窓枠のゴムパッキンなどは経年劣化しており、そろそろ交換した方がいいと感じています。
「20万kmでも新品同様」ではなく、「消耗や経年劣化はあるが、車として普通に使えている」というのが正確な感想です。
中古車でも消耗品と整備には普通にお金を使う
40万円で買ったからといって、整備まで徹底的にケチっているわけではありません。
現在の主な整備ペースは次のようなものです。
- エンジンオイル:年2回
- オイルエレメント:年1回
- タイヤ:だいたい3〜5年程度を目安に交換
- 冬はスタッドレスタイヤへ交換
- ブレーキやベルト類:車検で指摘されたら相談して交換
- バッテリー:状態を見ながら交換
車検はトヨタディーラーに出しており、1回10万円強になることが多いです。
もっと安い車検もありますが、私は車に詳しくないので、エンジンや足回りなど命に関わる部分はプロに見てもらう安心感を優先しています。
ただし、見積もりをそのまま全部受け入れるわけでもありません。
ワイパーやバッテリーなど、自分で量販店などから安く買えるものは見積もりから外すことがあります。
以前、車検時に交換を勧められたバッテリーを断ったところ、その後すぐにバッテリーが切れたことがありました。そのときは「やはりプロはきちんと見ているんだな」と感心しました。
タイヤについては、以前はdポイントなどを利用して購入することもありました。詳しくは「dカード GOLD年間利用額特典2026は改悪?13年以上使った実体験」でも触れています。
妻の約40万円の中古トヨタ車も大きな故障なし
我が家にはもう1台、妻が使っている中古のトヨタ車があります。
こちらも同じ担当営業から2023年に約40万円で購入しました。
購入時の走行距離は37,762km。現在は約61,000kmです。
妻は主に近所への買い物などに使っているため私の車ほど距離は伸びませんが、こちらも購入後に大きな故障はありません。
もちろん、夫婦2台が故障していないから「40万円の中古車なら全部大丈夫」とは言えません。ただ、我が家では高額な新車を買わなくても、必要な用途は十分満たせています。
私は10万kmの中古車でも価格次第で買う
「中古車は何万kmまでなら買える?」と聞かれても、私は走行距離だけでは決めません。
信頼している担当営業が状態を見て勧めるトヨタ車なら、10万kmでも価格次第では十分候補にします。
極端な話、20万km走っていても5万円で、信頼している担当者が「まだ乗れる」と勧める車なら、私は検討します。
これは中古車に詳しいからではありません。
むしろ私は車の素人です。だからこそ、走行距離の数字だけを見るより、信頼できる販売店や担当者に状態を判断してもらうことを重視しています。
年式を見るのは「新しい車が欲しい」からではない
中古車を探すとき、私は現在乗っている車より新しい年代という条件を付けます。
ただし、新しい車に乗りたいからではありません。
理由は、一度慣れた便利な機能を失いたくないからです。
たとえばオートライトのような小さな機能でも、普段当たり前に使っていると、次の車で使えなくなったときに意外とストレスになります。
今の車より新しい年代なら、少なくとも自分が日常的に使っている基本的な装備が大きく後退する可能性は低いだろう、という考えです。
逆に、最新の装備がたくさん付いていること自体には、それほど高い価値を感じません。
40万円の中古車を選ぶのは、私が「ケチ」だからでもある
私は自分をケチだと思っています。
ただし、私にとって「ケチ」は悪い言葉ではありません。
価値に見合わないものにはお金を使わず、価値があると思えば大きなお金でも使う。 それが私の考えるケチです。
たとえば、40万円の中古車で安全に移動でき、長距離旅行や車中泊までできるのであれば、私には200万円の新車を買う理由がほとんどありません。
しかし将来、完全自動運転が実現して、寝ていても長距離を安全に移動できるような車が500万円で買えるなら、私は購入を検討すると思います。
年齢を重ねれば運転の負担も大きくなるので、その機能には現在の便利装備とはまったく違う価値を感じるからです。
新車との差額160万円は「160万円」で終わらない
もう一つ、私が高い車を買わない理由があります。
200万円の新車ではなく40万円の中古車を選べば、手元には160万円残ります。
私はその160万円を、単に「使わなかった160万円」とは考えません。
投資に回せば、将来さらに大きな金額になる可能性があるからです。
たとえば160万円を年5%で20年間複利運用できた場合、計算上は約425万円になります。もちろん投資の利益は保証されず、実際の運用成績は上下します。
大切なのは数字そのものではなく、「今使う160万円」と「将来まで働く可能性のある160万円」は、自分にとって同じ価値ではないという考え方です。
車だけでなく、生活のさまざまな支出でこうした判断を積み重ねてきたことが、結果的に私が55歳で仕事を辞めて自由な時間を持てた理由の一つだと思っています。
ただし安全性にはお金を惜しまない
「安ければいい」という考えではありません。
私が車で最も重視しているのは安全性です。
以前のトヨタ車を24万kmまで乗ったときも、ディーラーでは問題なしと言われました。それでも自分が走行時にわずかな不安を感じたため手放しました。
現在の車も、もし40万円規模の大きな修理が必要になれば、その金額を払って延命するより、次の40〜50万円程度の中古車への買い替えを検討します。
車両価格は抑える。しかし命を預ける部分では無理をしない。
この線引きは大切にしています。
20万km目前でも、まだ買い替えるつもりはない
現在199,864kmですが、今のところ買い替えるつもりはありません。
ダメになるまで乗るつもりで、目標は30万kmです。
40万円で買って8年間、長距離旅行や釣り、車中泊にこれだけ使えたので、すでに十分満足しています。
高級車や新しい車を見ることもありますが、そんなときほど「自分の車は40万円でこれだけ走っている」と思います。
私は今でも、乗るたびに「いい買い物だった」と感じています。
まとめ|7万km・40万円でも8年で20万km目前まで乗れた
- 2018年に走行約7万km・乗り出し約40万円の中古トヨタ車を購入
- 8年間で約13万km、年間約1.6万km走行
- 2026年8月現在199,864km
- 大きな故障はなく、長距離旅行や車中泊にも使用
- オイルなど消耗品の整備は継続している
- 車検はディーラーで10万円強。重要部分はプロに任せる
- 妻の約40万円の中古トヨタ車も、37,762kmから61,000kmまで大きな故障なし
- 走行距離だけでなく、価格・状態・信頼できる販売店や担当者を重視している
- 今の車は30万kmを目標に、ダメになるまで乗る予定
私の経験だけで「7万kmや10万kmの中古車なら必ず大丈夫」とは言えません。中古車は1台ごとに状態が違います。
ただ、少なくとも私の場合、7万kmという数字を理由にこの車を避けていたら、乗り出し40万円で8年間・約13万km走れる車を逃していました。
走行距離の数字だけで中古車を怖がる必要はない。 私自身は、約20万kmまで乗った今、そう感じています。
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