釣った豆アジは、10cm前後の小さなサイズなら唐揚げがおすすめです。
わが家では頭と内臓を取ってから二度揚げにしました。身だけでなく骨までバリバリ食べられ、ビールにもよく合います。
なお、今回は粉や下味を付けていないため、厳密には唐揚げというより素揚げに近い作り方です。この記事では、豆アジをカリカリに揚げて食べる料理として、一般に検索される「豆アジの唐揚げ」という呼び方で紹介します。
小さなアジしか釣れないと少しがっかりすることもありますが、唐揚げにすれば豆アジだからこそのおいしさがあります。
この記事では、実際に釣った10cm前後の豆アジを使って、下処理から骨まで食べやすくする揚げ方まで紹介します。
釣った豆アジは唐揚げにすると骨まで食べられる
豆アジは刺身や塩焼きにするには小さく、調理が面倒に感じる魚です。
しかし、小さいからこそ唐揚げに向いています。
今回使ったのは、およそ10cm前後の豆アジです。二度揚げにすると骨が気になりにくくなり、頭を取った部分から尻尾までほぼ丸ごと食べられました。
身はふっくらしながら、外側と骨はカリカリになります。
小さな豆アジでも無駄にならず、おかずにも酒のつまみにもなる料理です。
豆アジの唐揚げに使った魚の大きさ
今回唐揚げにした豆アジは、10cm前後の大きさでした。
このくらいのサイズなら、頭と内臓を取って二度揚げすることで骨まで食べやすくなります。
ただし、同じ長さでも魚によって骨の硬さには違いがあります。大きめのアジや骨が硬く感じるものは、無理に丸ごと食べないようにしてください。
わが家では、食べるときに骨の硬さを確かめながら食べました。
釣った豆アジの下処理
豆アジは小さいため、1匹ずつ下処理するのは少し手間がかかります。
今回行った下処理は、次のとおりです。
- 豆アジを水で洗う
- 頭を取る
- 内臓を取り除く
- 腹の中をきれいに洗う
- キッチンペーパーで水気をよく拭く
唐揚げでは、水気をしっかり取ることが大切です。
魚に水が残っていると、油に入れたときにはねやすくなります。また、衣も付きにくくなります。
小さいアジは数が多くなりがちですが、揚げる前に1匹ずつ水気を確認しました。
頭と内臓は取り除いた
今回は、豆アジの頭と内臓を取ってから揚げました。
豆アジは頭ごと揚げる方法もありますが、頭の骨やえらが硬く感じることがあります。頭を取っておけば食べやすく、内臓の苦味も残りにくくなります。
小さな子どもや、骨が気になる人と一緒に食べる場合にも、頭を取る方法が向いています。
豆アジに粉をまぶす
今回は、片栗粉や小麦粉、唐揚げ粉などは使いませんでした。
下味も付けず、水気をしっかり拭いた豆アジをそのまま油に入れています。
粉を使わないため、衣の食感ではなく、豆アジの皮や骨そのものがカリカリになります。アジ本来の味も分かりやすく、シンプルですが十分おいしく食べられました。
油はねを防ぐため、腹の中や表面の水分をキッチンペーパーで丁寧に拭いてから揚げます。
豆アジを二度揚げする
豆アジの骨まで食べやすくするため、今回は二度揚げにしました。
1回目は中まで火を通す
水気を拭いた豆アジを油に入れ、中までしっかり火が通るように揚げます。
今回は温度や時間を細かく測っていません。魚から出る泡が少なくなり、表面が固まったところで一度取り出しました。
一度にたくさん入れると油の温度が下がるため、豆アジは数回に分けて揚げます。
2回目はカリカリになるまで揚げる
一度取り出した豆アジを少し休ませてから、もう一度油に入れます。
2回目は、表面がカリッとして、持ち上げたときに軽く感じるまで揚げました。
二度揚げによって水分が抜け、10cm前後の豆アジは骨まで食べやすくなりました。ただし、魚の大きさや骨の硬さには個体差があるため、最初の1匹で硬さを確認します。
二度揚げした豆アジは骨までバリバリ食べられた
完成した豆アジの唐揚げは、外側がカリカリで、中にはアジの身の味がしっかり残っていました。
10cm前後の豆アジだったため、二度揚げすると骨までバリバリ食べられました。
大きなアジとは違い、包丁で三枚におろす必要もありません。頭と内臓を取る手間はありますが、その後の調理は比較的簡単です。
塩を少し振るだけでもおいしく、ビールによく合いました。
小さな豆アジしか釣れなかった日でも、唐揚げにできると分かっていれば、がっかりせずに持ち帰れます。
豆アジの唐揚げを作るときの注意点
水気を十分に拭く
魚に水分が残っていると、油が大きくはねることがあります。
腹の中までキッチンペーパーで拭き、できる限り水気を残さないようにします。
一度にたくさん揚げない
豆アジが大量にあると、一度に全部入れたくなります。
しかし、一度に入れると油の温度が下がり、カリッと仕上がりにくくなります。少量ずつ数回に分けて揚げるほうが失敗しにくいです。
骨の硬さを確認して食べる
二度揚げしても、魚の大きさや揚げ方によって骨の硬さは変わります。
最初の1匹はゆっくり食べて、骨まで食べられる硬さになっているか確認してください。
特に大きめの豆アジは、骨を無理に食べないようにします。
釣った豆アジは小さくても十分おいしい
釣れたアジが10cm前後しかないと、持ち帰るか迷うことがあります。
しかし、豆アジは唐揚げにすれば、小さいことがむしろ長所になります。
今回のように頭と内臓を取り、二度揚げにすれば、骨まで食べやすいカリカリの唐揚げになりました。
刺身や塩焼きにするには小さなアジでも、唐揚げなら立派な一品です。
小さいアジしか釣れなかった日も、ぜひ無駄にせず味わってみてください。
豆アジ以外のサイズも含め、釣ったアジを刺身、なめろう、塩焼き、潮汁などで食べ切る方法は、[釣ったアジの食べ方12選]でまとめています。
釣った直後の氷締めや、帰宅後の下処理・保存方法については、[釣ったアジの持ち帰り方|氷締め・下処理・保存法]も参考にしてください。
まとめ
釣った10cm前後の豆アジは、頭と内臓を取って二度揚げにすると、骨まで食べやすい唐揚げになります。
ポイントは、次の3つです。
- 頭と内臓を取って腹の中を洗う
- 揚げる前に水気をしっかり拭く
- 一度火を通した後、二度目でカリッと仕上げる
豆アジの唐揚げは、ご飯のおかずだけでなく、ビールのつまみにもよく合います。
小さなアジでもおいしく食べられるので、釣果が豆アジばかりだったときにもおすすめです。