渓流釣りの餌として、ミミズは本当に使えるのでしょうか。
結論からいうと、ミミズはイワナやヤマメを狙える定番の餌です。
私自身も、庭で捕まえたドバミミズを持って渓流へ行き、イワナやヤマメを実際に釣っています。
ある日は、釣行前に庭で20匹ほどミミズを捕まえてから出発。車を停めて5分ほど歩いた場所から釣り始め、昼ごろまでに10匹ほど釣れました。小さい魚は逃がし、6匹を持ち帰っています。
もちろん、ミミズを付ければ必ず釣れるわけではありません。
魚がいる場所、流れ、季節、水量などによって結果は変わります。
この記事では、20年以上釣りをしてきた私の実体験から、渓流釣りでミミズを使うメリット、使い方、どんな場所を狙うかを紹介します。
渓流釣りでミミズは釣れる?イワナ・ヤマメの定番餌

ミミズは渓流釣りで昔から使われている餌です。
シマノも、イワナ釣りで使える餌として川虫、ミミズ、ブドウムシ、イクラなどを紹介しており、ミミズはシーズンを通して有効で釣具店でも入手できると説明しています。
DAIWAの初心者向け解説でも、イワナ・ヤマメの餌釣りでミミズを使用し、特に濁りがある状況では通し刺しが有効と紹介されています。
つまり、庭にミミズがいなくても問題ありません。
釣具店で買ったミミズでも普通に渓流釣りに使えます。
私は庭でドバミミズを20匹ほど捕って渓流へ行くことがある

私の場合は少し特殊です。
家の庭にドバミミズがたくさんいるので、釣りへ行く前に庭で捕まえて持っていくことがあります。
ある日は20匹ほど確保してから渓流へ向かいました。
この方法のメリットは、単純に餌代がかからないこと。
しかも、
朝起きる
→ 天気がいい
→ 庭でミミズを捕る
→ 渓流へ行く
という流れで、その日の気分で釣りに行けます。
ただし、これは私の環境だからできることです。
庭にミミズがいない人が、この記事のために探し回る必要はありません。
釣具店で市販されているミミズを使えば十分です。
庭でドバミミズを短時間で集める方法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ドバミミズは庭のどこにいる?刈り草を積んで5分で捕まえる方法
実際にミミズでイワナ・ヤマメを釣った

その日は車で30分ほど移動し、車を停めてから5分ほど歩いて釣り場へ入りました。
釣りを始めてすぐにイワナが釣れました。
その後、滝を越えながら上流へ移動し、昼ごろまでに合計10匹ほど。
イワナだけでなくヤマメもいました。
小さい魚はリリースし、最終的に6匹を持ち帰りました。
私にとっては、
「ミミズで本当に釣れるのか?」という疑問はない
くらい普通に使っている餌です。
ミミズのメリットは動きと匂い
ミミズの強みは、水中で動くことです。
シマノも、ミミズは水中での動きと匂いで魚へアピールできる餌として紹介しています。
川虫と違って、現地で石をひっくり返して探す必要もありません。
買って持っていけばすぐ使える。
初心者にとっても扱いやすい餌だと思います。
ミミズは濁った水でも使いやすい
雨の後など、水が少し濁っているときにもミミズは使われます。
DAIWAの解説でも、濁り水ではミミズの通し刺しが効果的とされています。
濁った水では魚から餌が見えにくくなります。
その中でミミズの動きや匂いが効く、という考え方です。
ただし、増水して危険な状態の川へ入るのは別問題です。
釣れるかどうかより安全を優先します。
ミミズはどう針に付ける?
ミミズの付け方には、
通し刺し
チョン掛け
などがあります。
シマノは、渓流釣りのミミズについて両方の付け方を紹介しており、ミミズの大きさに合わせて針のサイズも変えるとしています。
私は細かい形を毎回同じにしているわけではありません。
大事なのは、
水の中で不自然になりすぎず、ミミズが針から外れないこと。
あまり神経質にならず、魚が食べられる状態で流せれば十分だと考えています。
狙うのは魚が餌を待っていそうな場所

イワナやヤマメは、川のどこにでも均等にいるわけではありません。
DAIWAは、イワナやヤマメが大岩の陰や流れの巻き返しなどに潜み、流れてくる餌を待つと説明しています。
私も、
- 岩の裏
- 流れが緩くなる場所
- 落ち込みの下
- 深み
- 流れの境目
などを狙います。
ミミズを魚の前へ自然に流すイメージです。
無理に遠くへ投げる釣りではありません。
イワナとヤマメでは少し狙う場所が違う

一般的には、イワナは比較的流れの緩い場所、ヤマメはもう少し流れのある場所にいる傾向があります。DAIWAの解説でも同様の傾向が示されています。
ただし、実際の川ではきれいに分かれているわけではありません。
同じ釣行で両方釣れることもあります。
私も実際に同じ渓流でイワナとヤマメを釣っています。
実際に釣れた魚がどちらか迷ったときは、[イワナとヤマメの違いは?実際に釣った写真で見分け方を解説]で、体側の模様を写真で比較しています。
ミミズだけ持っていけば十分?
私はミミズだけで釣ることもあります。
ただ、ミミズがいつでも最強という意味ではありません。
川虫、ブドウムシ、イクラなど他の餌に反応することもあります。
シマノも、魚の反応を見ながら複数の餌を使い分ける方法を紹介しています。
初心者ならまずミミズから始めて、
反応がなければ場所を変える
だけでも十分楽しめると思います。
ミミズはどこで手に入れる?
一番簡単なのは釣具店で買うことです。
シマノも、ミミズは釣具店で入手できる餌として紹介しています。
私のように庭にたくさんいるなら捕まえてもいいでしょう。
ただし、他人の土地や採取禁止場所へ入って探すのは当然やめた方がいいです。
無理に天然ミミズへこだわる必要はありません。
小さい魚は持ち帰らずリリースすることもある
その日の釣行では10匹ほど釣れましたが、持ち帰ったのは6匹でした。
小さい魚は逃がしています。
釣れたから全部持って帰る、とは考えていません。
渓流魚は河川や地域ごとに、釣りができる時期、禁止区域、魚の大きさなどのルールが設定されている場合があります。
水産庁によると、内水面では漁協の遊漁規則に遊漁料、遊漁期間などが定められ、都道府県によって禁止期間や禁止区域なども異なります。釣行前に対象河川の漁協や自治体のルールを確認する必要があります。
渓流釣りは釣れる場所まで歩くのも楽しい
私が渓流釣りを好きな理由は、魚を釣ることだけではありません。
川沿いを歩く。
岩を越える。
滝を越える。
次のポイントを探す。
そして、水の中から突然イワナが出てくる。
海の堤防釣りとは全く違う楽しさがあります。
その日は朝に思いついて出かけて、昼まで釣りをして帰宅。
持ち帰った6匹は、自宅のデッキで炭火焼きにして妻と食べました。
釣るところから食べるところまで、半日で完結する。
これも私にとって渓流釣りの魅力です。

渓流釣りでミミズを使うときの注意点
ミミズそのものより、渓流では安全面の方が重要です。
濡れた岩は滑ります。
水量が増えているときは、普段歩ける場所でも危険になります。
さらに上流へ進むほど、帰り道も自分で戻らなくてはいけません。
私は釣果より、
無理なら戻る
を優先します。
また、釣り場ごとの遊漁券、禁漁期間、サイズ制限なども事前に確認します。水産庁も、河川・湖沼では釣り方や期間などが地域ごとに規制される場合があると案内しています。
まとめ|ミミズは渓流釣りで十分釣れる
渓流釣りでミミズは使えます。
私自身も、
庭で約20匹のドバミミズを確保
→ 渓流へ
→ イワナ・ヤマメを約10匹
→ 小さい魚を逃がして6匹持ち帰る
という釣りをしています。
庭にミミズがいなくても、釣具店で購入できます。
初めて渓流の餌釣りをする人なら、
ミミズを持って、魚が餌を待っていそうな流れへ自然に流す
ところから始めればいいと思います。
難しい餌を準備しなくても、ミミズ一本で十分楽しい釣りができます。
釣ったイワナを持ち帰って食べる方法は、「釣ったイワナの塩焼き」で、締め方、冷却、下処理、串打ち、炭火での焼き方まで紹介しています。