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クライネ・シャイデックからメンリッヘンへハイキング|アイガー絶景のパノラマウェイを約2時間で歩いた

スイスのグリンデルワルトに滞在したとき、クライネ・シャイデックからメンリッヘンまでハイキングしました。

歩いたのは2013年7月26日。

目の前にはアイガー。

その横にはメンヒ、ユングフラウへ続く雪山。

登山鉄道が山の中を走り、高山植物が咲く草原の中を歩いていきます。

写真を見返しても、

「これはすごいところを歩いたな」

と思います。

今回歩いたのは、現在「パノラマウェイ(Panorama Trail)」として案内されているルートです。

私たちは一般的に紹介されるメンリッヘン→クライネ・シャイデック方向とは逆に、

クライネ・シャイデック → メンリッヘン

の方向へ歩きました。

現在の公式案内では、この逆方向は約2時間。

私たちの写真を時刻順に確認しても、実際に歩いた時間はほぼ2時間でした。

この記事では、2013年当時の写真と撮影時刻をもとに、実際に歩いたルートと景色を紹介します。

※この記事は2013年7月の体験記です。鉄道・ゴンドラ・登山道・料金・営業時間などは現在変更されている可能性があります。実際に訪れる際は最新の公式情報を確認してください。

クライネ・シャイデック~メンリッヘンのパノラマウェイとは

クライネ・シャイデックとメンリッヘンを結ぶ、約4.5kmのハイキングコースです。

名前の通り、とにかく景色がすごい。

特に印象に残るのがアイガーです。

道のかなりの区間で巨大な山が目の前にあり、

「アイガーを見ながら歩く」

というより、

「アイガーの前をずっと歩いている」

という感じでした。

今回の写真を見ると、場所が少し変わるたびにアイガーの形や見え方も変わっています。

道そのものだけでなく、景色の変化を楽しむハイキングでした。

10時42分|グリンデルワルト駅から出発

グリンデルワルト駅からクライネ・シャイデックへ向かう

最初の写真は10時42分。

グリンデルワルト駅です。

ここから登山鉄道に乗り、まずクライネ・シャイデックへ向かいました。

グリンデルワルトは周囲を巨大な山に囲まれた町です。

駅の時点ですでに景色がいい。

でも、ここから標高を上げていくと景色はさらに変わっていきます。

登山鉄道から見える山だけでも十分すごい

11時ごろの写真には、登山鉄道から見た山や草原が残っています。

窓の外には緑の斜面。

その奥には雪を残した巨大な山。

日本の登山なら、こういう景色を見るために何時間も歩くことがあります。

ところがここでは鉄道に乗っているだけで景色がどんどん変わっていきます。

スイスの山岳観光はすごいなと思いました。

11時24分|クライネ・シャイデックに到着

クライネ・シャイデック駅の駅名標

11時24分の写真に、

Kleine Scheidegg

の駅名がはっきり写っています。

クライネ・シャイデックの標高は約2060m。

現在も複数の山岳鉄道が集まるユングフラウ地方の主要地点で、ハイキングの拠点になっています。

ここまで鉄道で上がってこられるため、本格的な登山をしなくても一気にアルプスの高所へ入れます。

駅周辺からすでにアイガーが大きく見えました。

クライネ・シャイデックではすぐ歩き始めなかった

写真時刻を見ると、私たちはクライネ・シャイデックに着いてすぐメンリッヘンへ向かったわけではありません。

駅周辺を歩いたり、写真を撮ったり、景色を眺めたりしています。

登山鉄道。

草原。

雪山。

どこを向いても写真を撮りたくなる景色です。

急いで通過する場所ではありませんでした。

アイガー北壁を間近に見る

アイガー北壁

このルート最大の主役は、やはりアイガーです。

写真を見ると、何枚撮ったのか分からないくらいアイガーが写っています。

巨大な岩壁。

その上に残る雪。

山頂付近にかかる雲。

場所によって表情が変わります。

有名なアイガー北壁を、かなり近い場所から眺めながら歩ける。

それだけでも、このハイキングをする価値がありました。

12時40分ごろ|メンリッヘンへ向けて本格的に歩き始める

クライネ・シャイデックからメンリッヘンへ続くパノラマウェイ

写真の流れを見ると、12時40分ごろからメンリッヘン方向へ本格的に歩き始めています。

ここからが今回のパノラマウェイです。

道は、険しい岩場をよじ登るような登山道ではありません。

山の斜面につけられた比較的歩きやすい道を進みます。

その横にはずっとアルプスの山々。

後ろを振り返っても絶景。

前を見ても絶景。

横を見ても絶景。

写真を撮るため、なかなか前へ進みません。

クライネ・シャイデックから歩くと最初は登りになる

私たちは、一般的に紹介される方向とは逆向きに歩きました。

メンリッヘンの方が標高が高いため、

クライネ・シャイデック → メンリッヘン

では全体として登りになります。

現在の公式案内でも、

メンリッヘン → クライネ・シャイデック:約1時間20分

に対し、

クライネ・シャイデック → メンリッヘン:約2時間

となっています。

私たちは逆方向だったので、少し時間がかかる側を歩いたことになります。

とはいえ、写真を見る限り、険しい登山という感じではありません。

景色を楽しみながら歩けるハイキングでした。

登山鉄道を上から眺められる

アルプスの山々を背景に走るユングフラウ鉄道

歩いている途中、赤い登山鉄道が草原の中を走っていくのが見えました。

これが非常に絵になります。

緑の草原。

赤い列車。

その後ろには雪をかぶったアルプス。

スイスらしい景色そのものです。

鉄道に乗って山を見るのも楽しいですが、今度は自分が山の上を歩きながら鉄道を見る。

同じ鉄道でも立場が逆になります。

こういう景色も、このハイキングで特に印象に残りました。

高山植物を見ながら歩く

7月だったので、道沿いには花もたくさん咲いていました。

巨大な雪山ばかりに目が行きますが、足元を見ると小さな花があります。

遠くを見ると巨大な山。

近くを見ると高山植物。

景色のスケールが極端です。

写真にも、花とアイガーを一緒に撮ったものが何枚も残っています。

道は比較的歩きやすかった

写真を見ると、今回歩いた道の多くは幅もあり、非常に歩きやすそうです。

険しい岩場や、手を使って登るような場所は写っていません。

私たち自身も、危険だったという記憶はありません。

ただし山の天候や登山道の状態は変化します。

標高2000mを超える場所を歩くので、観光地だから絶対安全というわけではありません。

実際に歩く場合は、その日の天候や登山道の状況を確認する必要があります。

どこまで歩いてもアイガーがついてくる

アイガーを眺めながら歩くパノラマウェイのハイカー

このルートの面白さは、アイガーが一度見えて終わりではないことです。

少し歩く。

またアイガー。

さらに歩く。

角度が変わったアイガー。

また写真を撮る。

その繰り返しでした。

同じ山なのに、見る位置によって山の形が変わって見えます。

写真を時系列で並べると、その変化もよく分かります。

13時台|景色を眺めながらメンリッヘン方面へ

13時台の写真は、ほとんど山とハイキング道です。

アイガー。

メンヒ方面の雪山。

緑の斜面。

谷。

遠くの町。

歩くこと自体が目的というより、

絶景の中を移動している

という感覚に近いコースでした。

景色のよい場所で立ち止まって写真を撮る。

また少し歩く。

また止まる。

だから公式の所要時間どおりに歩く必要もありません。

時間に余裕を持って歩いた方が楽しいと思います。

14時を過ぎるとメンリッヘンが近づいてくる

2013年当時のメンリッヘン駅とゴンドラ

14時台になると、建物が見えるようになります。

長く続いた山道もそろそろ終盤です。

振り返ると、ここまで歩いてきた道とアイガー。

最後まで景色が途切れません。

そして14時44分ごろの写真では、メンリッヘンの施設付近まで到着しています。

本格的に歩き始めたのが12時40分ごろなので、

実際のハイキング時間は約2時間

でした。

写真を撮りながら歩いて、この時間です。

現在の公式案内にある逆方向約2時間という所要時間とも、ほぼ一致します。

パノラマウェイは逆方向でも問題なく歩けた

現在の案内では、

メンリッヘン → クライネ・シャイデック

方向が基本として紹介されています。

その方向なら下り基調なので、所要時間も短くなります。

しかし私たちは何も考えず逆方向から歩きました。

結果として、

クライネ・シャイデック → メンリッヘン

でも十分楽しめました。

少し登りが増える代わりに、

「歩き終えた場所からゴンドラで下山する」

というルートにできます。

どちらが正解というより、その日の移動計画に合わせればよいと思います。

メンリッヘンからゴンドラで下山

メンリッヘンから見下ろしたグリンデルワルト周辺の谷

ハイキングが終わった後は、メンリッヘンからゴンドラでグリンデルワルト側へ下りました。

2013年当時に利用した設備なので、現在のゴンドラや駅とは状況が変わっています。

写真には当時のゴンドラ駅や下山中の景色も残っています。

自分の足で約2時間歩いた後、今度は空中から同じ山を眺めながら下りていく。

最後まで景色を楽しめる一日でした。

このコースはアイガーを見ながら歩きたい人に向いている

今回のコースで一番印象に残ったのは、とにかくアイガーです。

山頂を目指す登山ではありません。

難しい岩場を越えるコースでもありません。

それでも、

世界的に有名なアイガーを目の前に見ながら約2時間歩ける。

これが大きな魅力でした。

グリンデルワルト周辺を旅行していて、

「本格登山まではしないけれど、アルプスを歩いてみたい」

という人にも選択肢になると思います。

2013年の写真から実際の行程を復元

今回、写真の撮影時刻から当日の流れを確認すると、おおむね次のようになりました。

10:42 グリンデルワルト駅

登山鉄道でクライネ・シャイデックへ

11:24 クライネ・シャイデック到着

駅周辺で景色を楽しむ

12:40ごろ メンリッヘン方面へハイキング開始

アイガー、登山鉄道、高山植物を見ながらパノラマウェイを歩く

14:44ごろ メンリッヘン到着

ゴンドラでグリンデルワルト側へ下山

写真が残っていたおかげで、10年以上前のハイキングでもかなり正確に復元できました。

今回も、記憶だけで書いていたら所要時間などは分からなかったと思います。

海外でハイキングをするときは、道標だけでなく駅名や時刻が分かる写真を残しておくと、後で非常に役立ちます。

クライネ・シャイデック~メンリッヘンを歩いた感想

この日から10年以上たっています。

細かいことは忘れました。

でも、写真を見れば、

「これは楽しかったな」

という感覚はすぐ戻ってきます。

特に印象的なのは、アイガーの存在感。

歩き始めてもアイガー。

しばらく歩いてもアイガー。

振り返ってもアイガー。

その横を登山鉄道が走り、草原には花が咲いている。

スイスらしい景色を凝縮したようなハイキングでした。

私たちはクライネ・シャイデックからメンリッヘンへ、一般的な案内とは逆方向に歩きました。

写真撮影をしながら実際に約2時間。

決して長いコースではありません。

それでもアルプスを歩いた満足感はかなりありました。

グリンデルワルト周辺で、

「アイガーを眺めながら気持ちよく歩きたい」

なら、もう一度歩いてもいいと思えるコースです。

※2013年7月の体験です。現在のパノラマウェイは公式情報で約4.5km、クライネ・シャイデックからメンリッヘン方向は約2時間と案内されています。実際に歩く際は、最新の登山道状況・天候・交通機関の運行状況を確認してください。

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