どうしてもこの景色の中に入りたくて、クロアチアのロヴィニに行ってきました。
大きかった期待を更に大きくこえるとっても素敵な街でした。
まさに絵葉書の世界といえるロヴィニへの行き方、観光、ビーチ、グルメ、ホテル、ナイトライフ、治安、費用などを紹介します。
アドリア海に浮かぶ聖エウフェミヤ聖堂と旧市街
ロヴィニといえば、なんといっても聖エウフェミヤ聖堂を中心とした旧市街が、アドリア海に浮かぶように並ぶこの景色です。
旧市街を反対の南側から見るとこんな感じです。
こちらからは夕暮れがベストショット。子どもたちかわいすぎます。
絵葉書の世界に入り込めます。ちなみにすべてスマホで撮ってます。
わたしも絵葉書に入ってみました。
シーサイドカフェで夕陽を楽しむ方々。
カメラを向けると皆さんフレンドリーに笑顔を見せてくれます。
おとぎ話のラビリンスのような旧市街
旧市街に一歩足を踏み入れるとそこはもうロマンチックな迷宮の中。
歩いているだけでときめきが止まりません。
夜の旧市街
日が暮れてくると昼とはまた違った顔を見せてくれる石畳。
夜になるとロマンチックな雰囲気はさらにアップ。
映画のワンシーンといっても過言ではないですよね。ちなみに治安はとてもよくて女の子一人でも全く心配ありません。
このとおり子どもたちも普通に遊んでます。
素敵なショップやカフェレストラン
旧市街の中にはショップやカフェ、レストランもたくさんあります。
右端のマダムがいかしてます。昼からワインとシガーでバカンスを楽しむ。
私が訪れたのは真夏だったからか、夜のほうが人出が多かったです。
こんな路地のレストランがたまりません。
どこを見てもフォトジェニック。
アドリア海へと続く路地
周りをアドリア海に囲まれたこの街は路地のどこからでも海にアクセスできます。ちなみにトップレス率高し。さすがヨーロッパリゾート。
思わず降りてしまいたくなる海へと続く階段。
アドリア海に面したテラスとショップってこんな出来すぎたシチュエーションありますか。
海側から見るとこんな感じです。アドリア海めっちゃ透き通ってます。
SNSで噂のショップ。運よくオーナーさんもいらっしゃいました。
世界遺産 聖エウフェミヤ聖堂
市街地の中心に世界遺産に指定されている聖エウフェミヤ聖堂があります。
教会の中ももちろん素敵なんですが、木製の階段で塔を上るとロヴィニが一望できます。
途中の小窓からの景色がもうすごい。
てっぺんまで行くと圧巻のこの眺めです。このあと真ん中に浮かぶ島のさらに向こう側に見えるビーチ(ローンベイ)で遊びます。
反対側もこの眺め。思わずたたずんじゃいます。
アドリア海でのアクティビティ
旧市街の周辺
旧市街の周りではどこでもみんな泳いでいるので当然ながら泳ぎます。それにしても水がきれい。
こんな岩場からみんなバンバン飛び込んでいます。
聖エウフェミヤ聖堂をバックに豪快にダイブする方も。
ローンベイ
旧市街から1.5キロほど離れたところにあるローンベイです。島の向こうに聖エウフェミヤ聖堂が見えます。
ビーチバーやビーチカフェもあって整備されたビーチです。
ここは人が多かったので少し奥の岩場で遊びました。
水もきれいだし聖エウフェミヤ聖堂も見えるし空いているしで日本から持って行ったエアーマットでリラックスしちゃいました。もちろんいつも通りリュック1つの旅ですよ。
ロヴィニのグルメ情報
海に囲まれているだけあってシーフードがメインのレストランが多かったです。味は特に変わったこともなく日本で普段食べているシーフードという感じでした。
価格はレストランの料理だと日本とほぼ変わりませんでした。ビールなどの飲み物は少し安いかなと感じますが7~8割程度でほとんど日本と変わらない感じです。クロアチア自体は物価が安い国なのでこのへんは観光地価格ですね。
こんな素敵なレストランだと結構お高めです。
レストランも利用しましたが基本はいつも通りの格安旅行なので食事はスーパーで済ますのがメインでした。スーパーだと世界中どこでも現地の最安価格で食事ができますね。
ピザが一切れ250円。パンが一つ75円。格安で世界を旅する方法はこちらの記事でご覧ください。
今回利用したホテル
Villa Squeroです。旧市街から700mくらい離れています。二人一部屋朝食付きでバケーションシーズンでも一泊1万円くらい。4泊させていただきました。
旧市街の中のホテルも素敵なんですが、少しお高いのと旧市街を外から見たかったんですよねえ。
朝起きると窓からこの景色。これを求めて旧市街の南側のホテルを選びました。ローンベイに行くのにもバス乗り場にもアクセスがよくてロケーションが最高でした。
朝食もこの通り。旧市街とアドリア海を望むバルコニーでいただけます。
毎朝たっぷりいただきました。
ここはカフェレストランにもなっています。宿泊者でない方もけっこう食べに来ていました。
自転車も使い放題です。どこにでも簡単に行けてとっても便利。女主人のおすすめ赤ワインを一本プレゼントしてくれるんですけど、これもおいしかった。おすすめできるホテルです。
ロヴィニへの行き方
ロヴィニはアクセスがしにくい都市といえます。
クロアチアの首都ザグレブからだとバスで5時間以上。しかも、日本からザグレブへの直行便はないので別の国を経由しないとクロアチアに入れません。
そこで今回私が選んだルートは東京からイタリアのヴェネツィアに飛び、ヴェネツィアからクルーズでアドリア海をこえてロヴィニにアクセスする方法です。4時間弱のクルーズでロヴィニに到着します。ヴェネツィアからロヴィニまでのバスもありますが、紅の豚の舞台のアドリア海をクルーズするというのがいい感じなのでフェリーを選びました。
ヴェネツィアのフェリーターミナルからこの船でアドリア海をクルーズします。
ヴェネツィアはたくさんフェリーターミナルがあって迷うのですが、ロヴィニ行きのフェリーはココ(San Basilio Cruise Terminal)から出ます。チケットもここで買えます。片道1人9000円くらいでした。
ベストシーズンだけあってたくさんの人がいました。ヴェネツィアからロヴィニへの日帰り観光も一般的らしいです。
ヴェネツィアからロヴィニに向けて出航です。ヴェネツィアもすごく素敵な街ですね。しかし、今回は通過点です。5日間くらい滞在しちゃいましたが。
アドリア海の船旅は優雅です。途中で停泊したプーラの夕日も感動でした。プーラもぜひ滞在したい街ですが今回は素通りです。
夕方5時くらいにヴェネツィア発の便に乗ったのでロヴィニ到着は夜の9時頃でした。
フェリーは旧市街の目の前につきます。町は路上ライブなどでにぎわっている真っ最中で到着していきなりテンションが上がりました。
こんなルートはツアーでは販売していないので、自分で旅を作らなくてはいけません。自分で旅を作る方法はこちらの記事で紹介しています。
ロヴィニの生活情報
旧市街の中のコインランドリー
おしゃれな旧市街の中にもちゃんとコインランドリーがあります。1回200円くらい。
バック一つの私の旅行スタイルには欠かせません。
写真左側の黒い機械でコインを買って使うんですけど、おつりが出ると思って200クーナ札を入れたら全部コインになって出てきちゃいました(3000円分くらい)。
困っているとミルコクロコップによく似た怖そうなご主人が出てきて黙ってお金を返してくれました。
すっごく優しくて感動。見た目はめっちゃ怖かった。笑わないんだもん。そして強そうだった。
ここのほかにも5件くらいコインランドリーがありました。
SIMカード
私の旅はスマホが欠かせません。スマホがあっても電波がなくては困ります。
今回もクロアチアのSIMカードを購入して使いました。
7日間4Gを使い放題で1300円。メチャ安いです。普通にスーパーマーケットで購入できました。
ロヴィニの旅のまとめ
いかがでしたでしょうか。
私のつたない表現力でロヴィニのすばらしさをどのくらい伝えることができたか疑問ですが、できればもう一度訪れたいと思える街でした。
ドブロブニクやプリトヴィッツェのように有名ではないので日本人はおろかアジアの方はまずみませんでした。
絵葉書の中に入る旅、機会があればぜひ訪れてみてください。
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