
どうしてもこの景色の中に入りたくて、クロアチアの港町ロヴィニを訪れました。
イタリアのヴェネツィアから船でアドリア海を渡り、ロヴィニに4泊。大きかった期待をさらに超える、本当にすてきな街でした。まさに「絵葉書の中に入る旅」です。
この記事では、実際に歩いて分かったロヴィニの見どころ、ビーチ、グルメ、ホテル、治安、ヴェネツィアからの行き方を、たくさんの写真とともに紹介します。
※旅行当時の体験をもとにしています。交通手段など変更されやすい情報は、2026年7月時点の内容を追記しています。
ロヴィニ旅行の基本情報
・場所:クロアチア北西部・イストラ半島
・滞在日数:4泊
・利用したルート:ヴェネツィアから高速船
・主な見どころ:旧市街、聖エウフェミヤ聖堂、アドリア海、ローンベイ
・おすすめの滞在:街歩きだけなら1日、海や夜の街まで楽しむなら2泊以上
ロヴィニ観光|旧市街の見どころ

ロヴィニといえば、なんといっても聖エウフェミヤ聖堂を中心とした旧市街が、アドリア海に浮かぶように並ぶこの景色です。

旧市街を反対の南側から見るとこんな感じです。

こちらからは夕暮れがベストショット。子どもたちかわいすぎます。

絵葉書の世界に入り込めます。ちなみにすべてスマホで撮ってます。

わたしも絵葉書に入ってみました。

シーサイドカフェで夕陽を楽しむ方々。

カメラを向けると皆さんフレンドリーに笑顔を見せてくれます。
おとぎ話のラビリンスのような旧市街

旧市街に一歩足を踏み入れるとそこはもうロマンチックな迷宮の中。

歩いているだけでときめきが止まりません。
夜の旧市街

日が暮れてくると昼とはまた違った顔を見せてくれる石畳。

夜になるとロマンチックな雰囲気はさらにアップ。

映画のワンシーンといっても過言ではない雰囲気です。私たちの滞在中は、夜でも家族連れや観光客が歩いており、怖いと感じる場面はありませんでした。
クロアチアはヨーロッパの中では比較的治安が良いとされていますが、海外である以上「絶対に安全」とは言い切れません。夜の一人歩きや、混雑した場所でのスリ・置き引きには基本的な注意が必要です。

このとおり子どもたちも普通に遊んでます。
素敵なショップやカフェレストラン

旧市街の中にはショップやカフェ、レストランもたくさんあります。

右端のマダムがいかしてます。昼からワインとシガーでバカンスを楽しむ。

私が訪れたのは真夏だったからか、夜のほうが人出が多かったです。

こんな路地のレストランがたまりません。

どこを見てもフォトジェニック。
アドリア海へと続く路地

周りをアドリア海に囲まれたこの街は路地のどこからでも海にアクセスできます。ちなみにトップレス率高し。さすがヨーロッパリゾート。

思わず降りてしまいたくなる海へと続く階段。

アドリア海に面したテラスとショップってこんな出来すぎたシチュエーションありますか。

海側から見るとこんな感じです。アドリア海めっちゃ透き通ってます。

SNSで噂のショップ。運よくオーナーさんもいらっしゃいました。
ロヴィニの象徴・聖エウフェミヤ聖堂

旧市街の丘の上には、ロヴィニの象徴である聖エウフェミヤ聖堂があります。現在のバロック様式の建物は18世紀に整えられたもので、高くそびえる鐘楼は街のさまざまな場所から見ることができます。

旅行当時は聖堂内部を見学でき、木製の階段で鐘楼を上るとロヴィニの街とアドリア海を一望できました。鐘楼の公開状況や時間は変わる可能性があるため、現地で確認してください。

途中の小窓からの景色がもうすごい。

てっぺんまで行くと圧巻のこの眺めです。このあと真ん中に浮かぶ島のさらに向こう側に見えるビーチ(ローンベイ)で遊びます。

反対側もこの眺め。思わずたたずんじゃいます。
ロヴィニのビーチ|旧市街周辺とローンベイ
旧市街の周辺

旧市街の周りではどこでもみんな泳いでいるので当然ながら泳ぎます。それにしても水がきれい。

こんな岩場からみんなバンバン飛び込んでいます。

聖エウフェミヤ聖堂をバックに豪快にダイブする方も。
ローンベイ

旧市街から1.5キロほど離れたところにあるローンベイです。島の向こうに聖エウフェミヤ聖堂が見えます。

ビーチバーやビーチカフェもあって整備されたビーチです。

ここは人が多かったので少し奥の岩場で遊びました。

水もきれいだし聖エウフェミヤ聖堂も見えるし空いているしで日本から持って行ったエアーマットでリラックスしちゃいました。もちろんいつも通りリュック1つの旅ですよ。

ロヴィニのグルメ情報
※以下の料理や価格は旅行当時の体験です。クロアチアは2023年1月1日に通貨をクーナからユーロへ変更しており、現在の価格とは異なります。

海に囲まれているだけあってシーフードがメインのレストランが多かったです。味は特に変わったこともなく日本で普段食べているシーフードという感じでした。

私たちが訪れた当時、レストランの料理は日本とほぼ同じくらい、ビールなどの飲み物は日本の7~8割程度に感じました。ロヴィニは人気の観光地なので、クロアチア国内でも価格はやや高めでした。

こんな素敵なレストランだと結構お高めです。

レストランも利用しましたが基本はいつも通りの格安旅行なので食事はスーパーで済ますのがメインでした。スーパーだと世界中どこでも現地の最安価格で食事ができますね。

旅行当時は、ピザが一切れ約250円、パンが一つ約75円でした。レストランだけでなくスーパーも利用することで、食費を抑えながら現地の暮らしを味わえました。
ロヴィニで宿泊したホテル|Villa Squero

私たちが4泊したのは、旧市街から約700m離れたVilla Squeroです。
旅行当時は、2人1室・朝食付きで1泊約1万円でした。宿泊料金や営業状況は変わるため、予約時に最新情報を確認してください。
旧市街周辺のホテルは価格帯の幅が広いので、agodaのようなサイトで立地と料金を見比べておくと選びやすいです。
旧市街の中のホテルも素敵なんですが、少しお高いのと旧市街を外から見たかったんですよねえ。

朝起きると窓からこの景色。これを求めて旧市街の南側のホテルを選びました。ローンベイに行くのにもバス乗り場にもアクセスがよくてロケーションが最高でした。

朝食もこの通り。旧市街とアドリア海を望むバルコニーでいただけます。




毎朝たっぷりいただきました。

ここはカフェレストランにもなっています。宿泊者でない方もけっこう食べに来ていました。


自転車も使い放題です。どこにでも簡単に行けてとっても便利。女主人のおすすめ赤ワインを一本プレゼントしてくれるんですけど、これもおいしかった。おすすめできるホテルです。

日本からロヴィニへの行き方|ヴェネツィアから船でアクセス
日本からロヴィニへの直行便はありません。主なアクセス方法は、ヴェネツィアから季節運航の高速船を利用する方法、クロアチアのプーラ空港から陸路で向かう方法、ザグレブなどの都市から長距離バスを利用する方法です。
私たちが選んだのは、東京からイタリアのヴェネツィアへ飛び、アドリア海を船で渡ってロヴィニへ入るルートでした。
せっかくロヴィニへ行くなら、映画『紅の豚』を思わせるアドリア海の船旅も楽しみたい。単なる移動ではなく、ヴェネツィアを出発した瞬間からロヴィニ旅行が始まるような、思い出に残る行き方でした。
【2026年】ヴェネツィア~ロヴィニの高速船情報
2026年現在、ヴェネツィアとロヴィニを結ぶ高速船は、おおむね4月から9月まで季節運航されています。
・所要時間:約3時間
・運賃:片道79ユーロ程度から
・運航:週最大3便程度
・ロヴィニの到着場所:旧市街のすぐ近くにある旅客港
運航日や料金は時期によって変わります。必ず旅行日を指定して、運航会社や予約サイトの最新情報を確認してください。
運航日・所要時間・料金は、ベネチア―ロヴィニ航路の検索ページで確認できます。

ヴェネツィアのフェリーターミナルからこの船でアドリア海をクルーズします。

私たちが利用した当時は、ヴェネツィアのSan Basilio Cruise Terminalから出航しました。ヴェネツィアには複数の船着き場があるため、予約後はチケットに記載された出発場所を必ず確認したほうが安心です。
当時は現地でチケットを購入し、料金は片道1人約9,000円でした。これは旅行当時の金額で、現在の料金とは異なります。

ベストシーズンだけあってたくさんの人がいました。ヴェネツィアからロヴィニへの日帰り観光も一般的らしいです。

ヴェネツィアからロヴィニに向けて出航です。ヴェネツィアもすごく素敵な街ですね。しかし、今回は通過点です。5日間くらい滞在しちゃいましたが。

アドリア海の船旅は優雅です。途中で停泊したプーラの夕日も感動でした。プーラもぜひ滞在したい街ですが今回は素通りです。

夕方5時くらいにヴェネツィア発の便に乗ったのでロヴィニ到着は夜の9時頃でした。

フェリーは旧市街の目の前につきます。町は路上ライブなどでにぎわっている真っ最中で到着していきなりテンションが上がりました。
このようにヴェネツィア滞在とロヴィニ滞在を組み合わせる旅は、一般的なツアーでは見つけにくいため、私たちは航空券、フェリー、ホテルをそれぞれ個人で手配しました。自分で移動ルートを組み立てる手間も含めて、旅の楽しみになりました。
航空券やホテルの比較、経由便、現地交通、荷物を減らす工夫など、私たちが実践している方法は、海外旅行を安くする方法7選にまとめています。
ロヴィニ滞在で役立った生活情報
旧市街の中のコインランドリー

旅行当時、旧市街の中にはコインランドリーが複数あり、料金は1回約200円でした。現在は通貨も料金も変わっているため、現地で最新情報を確認してください。
バック一つの私の旅行スタイルには欠かせません。
旅行当時は、写真左側の黒い機械でコインを買って利用しました。おつりが出ると思って、当時の通貨である200クーナ札(約3,000円)を入れたところ、全額がコインになって出てきてしまいました。
困っているとミルコクロコップによく似た怖そうなご主人が出てきて黙ってお金を返してくれました。
すっごく優しくて感動。見た目はめっちゃ怖かった。笑わないんだもん。そして強そうだった。
ここのほかにも5件くらいコインランドリーがありました。
SIMカード
私たちの旅では、地図や翻訳、交通情報の確認にスマホが欠かせません。
旅行当時は、現地のスーパーマーケットでクロアチアのSIMカードを購入しました。7日間4G通信が使い放題で、料金は約1,300円でした。
現在は、現地SIMのほかにeSIMや日本の通信会社の海外ローミングも選べます。対応機種や料金を比較し、自分のスマホに合う方法を出発前に確認しておくと安心です。

ロヴィニ旅行のまとめ|4泊して感じた魅力

ロヴィニは、旧市街の石畳を歩き、路地の先に現れるアドリア海で泳ぎ、夕暮れから夜へ変わる街を眺めるだけで満たされる場所でした。
旧市街の主な見どころを回るだけなら1日でも可能ですが、ビーチや夜の雰囲気まで楽しむなら、少なくとも2泊はしたいところです。私たちは4泊しましたが、長いとは感じませんでした。
ヴェネツィアから船でアドリア海を渡るルートを選べば、移動そのものも旅の思い出になります。季節運航なので事前確認は必要ですが、ロヴィニへの入り方として強く印象に残りました。
ドブロブニクやプリトヴィッツェほど日本では知られていませんが、私たちにとっては、できればもう一度訪れたいと思える街です。
「絵葉書の中に入る旅」をしてみたい方に、ロヴィニをおすすめします。