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ミッテンヴァルトでハイキング|エーダーカンツェル・ラウター湖を約2時間半で歩いた

ドイツ南部のミッテンヴァルトに宿泊したとき、町からそのまま歩いてハイキングに出かけました。

歩いたのは2014年7月。

かなり昔の旅行なので、正直なところ、私は最近まで「ライン川の源流付近を歩いたのかな?」くらいに記憶していました。

しかし当時撮った写真をあらためて時刻順に見直してみると、標識や建物の名前がしっかり残っていました。

そこから今回歩いたルートをかなり正確に復元できました。

実際に歩いたのは、

ミッテンヴァルト → エーダーカンツェル(Ederkanzel)→ ラウター湖(Lautersee)→ Laintalの沢・滝 → ミッテンヴァルト

という周回に近いコースです。

最初の写真が10時34分、町へ戻ってきた写真が12時55分なので、写真で確認できる範囲では約2時間20分。

途中で写真を撮ったり景色を眺めたりしているため、私たちの場合は約2時間半のハイキングでした。

この記事では、2014年当時に実際に歩いたルートを、写真に残っていた標識と撮影時刻をもとに紹介します。

※この記事は2014年7月の体験記です。登山道・施設・営業時間などは現在変更されている可能性があります。現地へ行く際は最新の公式情報も確認してください。

ミッテンヴァルトは町からそのままハイキングに出られる

ミッテンヴァルトは、ドイツ南部のアルプス山麓にある町です。

私たちはこの町に宿泊していました。

印象に残っているのは、町に滞在しながら、そのまま歩いて山へ入れること。

わざわざ車で登山口まで移動して、本格的な登山装備を整えて出発するという感じではありませんでした。

朝、宿泊している町から歩き出す。

山道を歩いて展望地や湖を巡る。

そして昼過ぎにはまた町へ戻ってくる。

そんなハイキングができました。

「海外旅行中にちょっと山も歩きたい」

という私たちには、とても相性のよい場所でした。

10時34分|Schanzweg付近からハイキング開始

写真で確認できる最初の時刻は10時34分です。

標識には、

  • Ederkanzel
  • Lautersee
  • Ferchensee

などの名前が書かれています。

ここからエーダーカンツェル方面へ歩きました。

この時点ではまだ、いかにも登山という感じではありません。

森の中へ入っていく気持ちのよい道です。

10時36分|Römerwegを歩く

ミッテンヴァルトのRömerwegとハイキング道標
Römerwegの標識。ここから森の中へ進みました。

その約2分後の写真には、

Römerweg

という標識が写っています。

写真を撮りながら歩いているので、移動そのものはかなりのんびりしています。

夏のヨーロッパ旅行でしたが、森の中に入ると町歩きとはまったく違う雰囲気になります。

舗装された観光地を巡るだけでなく、こうして自然の中へ入れるのがミッテンヴァルトのよさだと思いました。

10時41分|Waldlehrpfad Ederkanzel–Leutaschへ

10時41分の写真には、

Waldlehrpfad Ederkanzel–Leutasch

と書かれた案内があります。

ここから本格的にエーダーカンツェルへ向かって歩いていきました。

写真を見る限り、周囲は深い森。

道自体は確認しやすく、私たちは特に迷った記憶はありません。

ただしこれは2014年当時の状況です。

現在歩く場合は、現地の標識や最新のルート情報を優先してください。

11時31分|エーダーカンツェル標高1208mに到着

ミッテンヴァルトのエーダーカンツェル標高1208m
ミッテンヴァルトから歩いてエーダーカンツェルへ到着。標高1208mです。

歩き始めて約1時間。

11時31分の写真には建物と、

Ederkanzel 1208m

の文字がはっきり写っています。

ここがエーダーカンツェルです。

標高は1208m。

ミッテンヴァルトの町から歩いてきたことを考えると、短時間のハイキングでもしっかり山へ入った感覚があります。

この周辺で面白いのが、ドイツとオーストリアの国境がすぐ近くにあることです。

エーダーカンツェル周辺でドイツ・オーストリア国境へ

エーダーカンツェル付近のドイツ・オーストリア国境標識
山の中にあった「Staatsgrenze(国境)」の標識。

当時の写真には、

Staatsgrenze

と書かれた標識も残っています。

ドイツ語で国境を示す表示です。

日本で山を歩いていて、

「ここから隣の国」

という状況はまずありません。

ヨーロッパならではの面白さを感じました。

国境だからといって大きなゲートがあるわけでもなく、山の中を歩いているうちに国が変わる。

こういう体験も海外ハイキングの面白いところです。

11時37分|ラウター湖まで30分の標識

エーダーカンツェルからラウター湖まで30分を示す道標
標識にはLauterseeまで0:30hと表示されていました。

エーダーカンツェル付近から先へ進むと、11時37分の写真に、

Lautersee 0:30 h

という標識が写っています。

ラウター湖まで30分という案内です。

この表示が残っていたおかげで、今回写真を見直したときにもルートをかなり正確に復元できました。

次の目的地はラウター湖です。

11時58分|Walderlebnispfad Lauterseeへ

ラウター湖のWalderlebnispfad案内図
ラウター湖周辺のWalderlebnispfadの案内図。

11時58分。

写真には、

Walderlebnispfad Lautersee

という案内があります。

エーダーカンツェルから森の中を下って、ラウター湖へ近づいてきました。

歩き始めから約1時間半です。

このコースのよかったところは、同じような景色が延々と続かないこと。

森を歩き、

山の展望があり、

国境があり、

さらに湖へ出る。

短時間でも景色が次々に変わります。

12時ごろ|ラウター湖に到着

ミッテンヴァルトから歩いて到着したラウター湖
森を抜けて到着したラウター湖。

12時を過ぎるころ、ラウター湖に到着しました。

山に囲まれた静かな湖です。

町から歩いてきたのに、ここまで来るとすっかりアルプスの自然の中。

ミッテンヴァルトからそれほど時間をかけずに、こんな景色まで歩いて来られることに驚きました。

長時間歩かなければ絶景を楽しめないわけではありません。

私たちのように旅行の途中で数時間だけ歩きたい人にも向いていると思います。

12時17分|ラウター湖からミッテンヴァルトへ

ラウター湖からミッテンヴァルトまで30分を示す道標
Mittenwaldまで0:30h。ここから町へ戻りました。

12時17分の写真には、

Mittenwald 0:30 h

という標識が写っています。

ここから町へ戻ります。

写真にはMaria Königinの礼拝堂付近と思われる場所も残っています。

ラウター湖からミッテンヴァルトへ戻るルートでは、再び森の中へ。

しかし往路とまったく同じ道を戻ったわけではありません。

ここからLaintal方面を通っています。

Laintalでは沢と滝を楽しめた

ミッテンヴァルトへ戻るLaintalで見た滝
ラウター湖から町へ戻る途中、Laintalでは沢や滝も楽しめました。

12時39分から12時42分ごろの写真を見ると、沢沿いの道を歩いています。

岩の間を水が流れ、小さな滝もあります。

湖から町へ戻るだけの道だと思っていると、ここでも景色が変わります。

私は渓流釣りも好きなので、こういう沢を見るとつい水の中まで気になります。

ミッテンヴァルト周辺は、湖だけでなく沢や森も含めて楽しめる場所でした。

12時53分|Laintalstraßeまで戻る

12時53分。

写真からLaintalstraße付近まで戻ってきたことが確認できます。

そして12時55分にはミッテンヴァルトの町の写真。

最初の写真が10時34分なので、

写真で確認できるハイキング時間は約2時間20分

でした。

写真撮影や景色を眺める時間も含めれば、私たちの場合はだいたい2時間半です。

ものすごく長いトレッキングではありません。

それでも、

  • 展望地
  • ドイツ・オーストリア国境

まで一度に楽しめました。

ハイキングを終えて戻ったミッテンヴァルトの町並み
約2時間半のハイキングを終えてミッテンヴァルトへ戻りました。

実際に歩いたルートを写真から復元

2014年の写真を時刻順に並べると、今回のルートはおおむね次のようになります。

10:34 ミッテンヴァルト・Schanzweg付近

10:36 Römerweg

10:41 Waldlehrpfad Ederkanzel–Leutasch

11:31 Ederkanzel(1208m)

11:37 Lautersee方面へ

11:58 Walderlebnispfad Lautersee

12:00ごろ Lautersee

12:17 Mittenwald方面へ

12:39〜12:42 Laintalの沢・滝

12:53 Laintalstraße

12:55 Mittenwald

旅行から10年以上たっていますが、標識を撮影しておいたことでかなり正確に復元できました。

海外でハイキングするときは、分岐の標識を写真に残しておくと、後で旅を振り返るときにも役立ちます。

ライン川の源流ではなかった

今回写真を見直すまで、私はこのハイキングについて、

「ライン川の源流部へ行ったような気がする」

と記憶していました。

しかし写真からルートを復元すると、今回歩いたのはエーダーカンツェルやラウター湖周辺でした。

ミッテンヴァルト周辺を流れる大きな川はイザール川です。

人間の記憶は10年以上たつと、やはりかなり曖昧になります。

逆に、写真に写った標識や撮影時刻は強い。

今回の記事も、記憶だけで書いていたら間違った内容になっていた可能性があります。

ミッテンヴァルトのハイキングは旅行中でも歩きやすかった

私たちが今回歩いたコースで特によかったのは、長時間の本格登山をしなくても、アルプスらしい景色を十分楽しめたことです。

旅行中は登山だけに一日使えるとは限りません。

観光もしたい。

町も歩きたい。

食事も楽しみたい。

そんな旅行でも、午前中に2時間半ほど歩けば、山・湖・沢まで楽しめます。

私たちはミッテンヴァルトに宿泊していたので、町からそのまま歩き出せたことも便利でした。

車がなくても楽しめるハイキングというのは、海外旅行では大きなメリットです。

ミッテンヴァルトでハイキングした感想

2014年の旅なので細かい記憶は薄れています。

それでも写真を見返すと、

「この町はよかったな」

という感覚は残っています。

観光地として町を見るだけでもきれいですが、少し歩くだけで森へ入り、山へ入り、湖へ出られる。

そして数時間後にはまた町へ帰ってこられる。

ミッテンヴァルトは、

町歩きとハイキングを両方楽しみたい人

にとても相性のよい場所でした。

今回の私たちのルートなら、写真撮影をしながらでも約2時間半。

ミッテンヴァルトに宿泊するなら、街歩きだけで終わらせず、半日だけでも周囲を歩いてみる価値はあると思います。

ただし、私たちが歩いたのは2014年7月です。

登山道の状況、標識、施設の営業状況などは変わる可能性があります。

実際に歩く場合は、現地の最新情報と天候を確認したうえで楽しんでください。

この日のハイキング後はミュンヘンへ移動し、ヴィクトアリエンマルクトのビアガーデンへ。7月なのにオクトーバーフェストのような賑わいだった様子はこちらで紹介しています。

ヨーロッパの山の景色が好きな方には、イタリア・ドロミティで実際に歩いて訪れたサンタ・マッダレーナ村の展望地も紹介しています。