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素朴さが残るベトナム離島への格安の旅~フーコック旅行記(ベトナム)~

フーコック島ロングビーチの夕日

ベトナムのフーコック島に行ってきました。

有名なダナンやニャチャンといった開発が進むベトナムビーチリゾートもいいですが、フーコックはまだそれほど開発が進んでおらず田舎の素朴な雰囲気をたくさん残しています。

そのため海の水もきれいで物価も安い隠れたオススメリゾートです。

そんなフーコック島の旅の情報を紹介します。

フーコックのビーチ

フーコックは島だけあって周囲が海に囲まれておりたくさんのビーチがあります。

とくに有名なのは島の西側のロングビーチと南東部にあるサオビーチです。

ロングビーチ

ロングビーチはフーコックでメインとなるビーチです。

このように波打ち際近くまで宿泊施設やカフェ、レストランが建てられておりビーチへのアクセスがとても便利です。

こんな景色が10㎞以上続いています。

砂が茶色なので海の青さは感じませんが水はとてもきれいです。

それぞれの宿泊施設ごとにパラソルやベッドを用意していて宿泊者が自由に利用しています。

宿泊者でなくてもビーチを散歩しながらベッドやパラソルで休んで全く問題ありませんでした。

人が多くないので半分以上のベッドはいつもあいています。

こういうゆるさがいいんですよねえ。

雰囲気のいいカフェやレストラン、ビーチマッサージなども充実しています。

地元っぽいファッションに身を包んだ女の子がやってくれるビーチでの全身マッサージは30分ほどで1,000円でした。

観光地価格ですが夕陽と波の音に包まれたマッサージで一日遊んだ疲れがすっきり取れました。

西に面したロングビーチの一番の見どころはサンセットです。

こんなヤシの木、ビーチ、サンセットといったいかにもというシチュエーションが毎日やってきます。

この時間帯はどこを撮ってもフォトジェニック。

絵葉書のような光景が目にとび込んできます。

ただのビーチベッドもこのとおり。

ちなみにこのブログの写真はすべてスマホで撮影しています。

ここにレストランをつくった人、天才と思いました。

左奥のブランコがまた素敵です。

ビーチにはそこかしこにこんなブランコがつくってあります。

私も絵葉書の中に入ってみました。

最後は欧州のカップルに締めてもらいます。

やっぱりあちらの方はビジュアル的に映えますね。

フーコック島に来る方はほとんどがこのロングビーチ沿いのホテルに泊まると思います。

滞在中いつも目の前にある一番身近なビーチです。

サオビーチ

次はフーコック島の南東部にあるサオビーチです。

ここは白砂のビーチが特徴で海の青さが引き立ちます。

ビーチ沿いにホテルがあるという感じではなく、市街地から離れた場所にあるビーチです。

フーコック島の中心部であるロングビーチからは20㎞ほど離れているので現地ツアーのバスやレンタカー(バイク)等を使って訪れる人がほとんどです。

1時間弱かかります。

途中の道が舗装されていないので、雨の後などは悪路になって大変らしいです。

これがサオビーチへの入り口です。

特に料金などはありません。

人気のビーチなので現地ツアーのバスも毎日訪れています。

私のおすすめビーチ

もう一つ私のおすすめビーチを紹介します。

旅行ガイドやネットにはまったく出ていませんが今回私が訪れたビーチの中では最も美しいと感じたビーチです。

Vung Bau Beach(発音わかりません)です。

レンタルバイクでロングビーチから海岸線を北上して1時間ほど走ったところで見つけたビーチです。

後からグーグルマップで確認したところ、この名前らしいです。

とにかく透明度がすごいです。

この透明度伝わりますかね。

西海岸なので砂が茶色いにもかかわらず水の青のグラデーションが見事です。

見てわかる通り貸し切りです。

人がいません。

私たちのほかには欧米人らしき夫婦だけ。

ビーチ自体の長さは地図で確認すると2㎞くらいです。

途中未舗装の山の中を通るのでこの先に道が続くのか不安になりますが山を越えるとこのビーチが目の前に現れます。

南側にはこんな岩場もあって、地元のお兄さんがカキや貝をたくさん採っていました。

漁師さんではなさそうですがおいしいんだそうです。

ホテルはおろか建物が近くに見当たりません。

もちろんトイレもなし。

唯一こんな売店があって飲み物は買えました。

おいしそうな貝をゆでていたのでお店のおばちゃんに中学生レベルの英語で食べたいと言うと、自分のお昼ごはんなので売れないといわれちゃいました。

フーコック島のグルメ情報

格安のベトナム料理レストラン

ベトナム料理で真っ先に思い浮かぶのがフォー。

当然フォーのお店は何件も行きました。

どこもおいしくて安い。

繁華街の中心部にあるこちらのお店はメニューがこんな感じ。

40Kとは40,000ドンなので、大体180円。

ほとんどのフォーが200円以下です。

実際のお料理はこんな感じ。

牛肉のフォーを注文したのでお肉がたっぷりです。

薬味がたくさんついてきて「味変」しながら食べていくのがおいしくて楽しい。

これで180円。

いつもは格安旅行でスーパーで食材を買うことが多い私たちですが、ここフーコックならレストランにガンガンいけます。

こちらはホテルの隣の小さなレストラン。お兄さんが海産物を焼いてくれます。

このイカのお料理は400円。味もばっちりです。

サイゴンというビールが一本82円。いくらでも飲んじゃいます。

これは別の海鮮料理店。

ホタテがこんなにあって230円。

タイガービールは1本70円。

グラスに氷を入れてビールを飲むんですね。

お高いおしゃれなレストランもありますが、格安のレストランもおいしいですし地元の雰囲気が満点でおすすめです。

ナイトマーケット

アジアの観光地でおなじみのナイトマーケットも、もちろん充実しています。

夜は涼しくてたくさんの人でにぎわっています。

治安は女性一人でも全く問題なしです。

島なのでやはり海鮮のお店が多いですね。

こちらのお店では海鮮フォー230円をいただきました。

ハイネケンは110円。

ナイトマーケットは観光地価格で少し高めかなと思いました。

好きなフルーツを練りこんでくれるロールアイスは130円。

路上の屋台

価格的には路上の屋台が最も安いです。

こんな道端で女の子が一人でやっている屋台に次々と地元の方が訪れます。

興味があれば挑戦してみてください。

このお店ではパイナップルや生春巻きをいただきました。

パイナップルを一個丸ごと切ってくれます。

なんと90円。

変わった香辛料をつけて食べるらしいです。

この香辛料辛いんです。

初めて食べたけどあま~いパイナップルと辛い香辛料がけっこう合います。

生春巻きはたっぷり具が入って30円。

安すぎませんか。

ソースもつけてくれます。

おいしかったのでもう一本いただきました。

それでも60円。

ビーチにバイクでアイスを売りに来ていたおじさんがいました。

ナッツみたいなのをトッピングしてくれて50円。

フーコックグルメは激安です。

フーコック島でのアクティビティ

フーコック島ではマリンアクティビティがメインです。

現地ツアーに参加してアクティビティを楽しむのがお手軽です。

ツアーはいろんなところで申し込めるらしくスーパーやレストランでもツアーのポスターが貼ってある所なら申し込めます。

当日でもOKの場合もあるみたいですが、前日に申し込むのが無難です。

今回私が利用したツアーを二つ紹介しますね。

両方とも1日ランチ付のシュノーケリングツアーです。

船で離島のスポットを数か所回ります。

シュノーケリングだけでなく釣りをしたり養殖真珠を見せてくれたりします。

これで一人1,800円くらい。

ノースツアー

その名の通りフーコックの北部のシュノーケリングスポットを回るツアーです。

ロングビーチそばの港から出発です。

申し込みの時にホテルを知らせておくと近くまでバスが来て港まで連れていってくれます。

午前9時に出発です。こんなボートに30名くらい乗っています。

いろんな国の方がいますね。

席が早い者勝ちなのを知らず、日かげのデッキを確保できませんでした。

でもボート後部のハンモックを確保して快適です。

ほかの方はイスを好きな場所に動かしてくつろいでいました。

40分ぐらい走ると釣りのポイントに到着です。

さおは使わずに手で糸をもって釣ります。

深さは3メートルくらいでけっこう簡単に釣れました。

ちょっと移動してシュノーケリングです。

道具は全部無料で貸してくれます。

サンゴがいっぱいですね。

これもスマホで取っています。

水中カメラにもなるソニーエクスペリア最高。

もちろん魚もたくさんいます。

海はおだやかで魚を見ながらのんびりプカーッと浮いてます。

ランチはこんな感じでみんなで取り分ける形です。

見た目は少し残念かも。

でも現地の人がいつも食べているご飯という感じで、味はおいしいし食べ放題です。

席や組み合わせは決まっていなくて、適当に近くにいた人と一緒に座って食べるスタイルです。

1日で3か所くらい回って午後4時前に港に戻ります。

サウスツアー

文字通り今度はフーコック島の南部のツアーです。

こちらはシュノーケルポイントだけでなく、真珠養殖見学やサオビーチも回ってくれます。

南部の港まで行く途中で真珠の養殖工場見学です。

こんな風に真珠をアコヤ貝から取り出すところを見せてくれます。

初めて見ました。

もれなくショッピングタイムもついてきますが、真珠は高くて買えません。

南部の港から出航して、本日一か所目のシュノーケリングポイントです。

ここもサンゴや魚がいっぱいです。

2か所目のポイントです。

ここではボートからダイブして遊んでいる方もいました。

とっても楽しそうでしたが私は怖くてできません。

港へ戻ってバスでホテルに向かう途中、サオビーチで遊ぶ時間も取ってくれます。

ノースツアーもサウスツアーもボリュームたっぷりでランチもついて1,800円です。

とっても効率よく遊べます。

フーコック島での交通手段

フーコック島内の移動はレンタルバイクが一番安くて便利だと思いました。

レンタルバイク屋さんがどこにでもあります。

これが私たちがレンタルしたバイクです。

24時間で500円。

もちろんガソリン満タン、ヘルメット2個付き。

免許の確認とかはなくて、パスポートを見せただけでした。

私たちは二人乗りで1日島内を周りました。

ベトナムの青空の下、風を切って走るのはそれだけで気分爽快です。

帰りにガソリンが少なくなったのでスタンドで少しだけ給油しました。

2リットルで160円。

メチャ安いですね。

給油も中学生英語で大丈夫でした。

まとめ

今回、私はホーチミン経由で飛行機を使ってフーコック島にアクセスしました。

5泊6日で90,000円の旅になりました。

フェリーだとベトナム本土から1,500円くらいなのでもっと安くいけますね。

以上フーコック島の旅情報をお届けしました。

興味があれば開発が進んで物価が上がる前に訪問してみてください。

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