プライオリティパスがあれば、世界中145ヵ国以上の空港で1,700ヵ所以上のビジネスラウンジを利用できます。
落ち着いた空間と食事、お酒、シャワー、電源、仮眠などがすべて無料です。
何かとつかれる空港でラグジュアリーな時間を堪能でき、旅の質が格段に上がります。
この記事では、快適な空の旅が保証されるプライオリティパスを、最安で手に入れるための方法を2人旅版で解説します。
2025年最新の情報でお届しますので、ぜひ参考にしてください。
最安のプライオリティパス入手方法はクレジットカード
はじめに結論から言うと、プライオリティパスを最も安く手に入れる方法はクレジットカードを契約して、そのクレジットカードの無料付帯サービスとして利用する形式になります。
この方法だとプライオリティパスを直接契約するよりかなり安く入手できます。
プライオリティパスが無料付帯しているクレジットカードは数多くありますが、二人旅の場合の最安は
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード
ミライノカードTravelers Gold
エポスプラチナカード
の3択になります。
理由をくわしく解説していきます。
プライオリティパスの年会費
会員ランク | 年会費 | 日本円(1ドル150円換算) | ラウンジ利用回数 |
プレステージ | 469ドル | 70,350円 | 年間何回でも無料 |
スタンダードプラス | 329ドル | 49,350円 | 年間10回まで無料 11回以上は1回ごとに35ドル |
スタンダード | 99ドル | 14,850円 | 1回ごとに35ドル |
初めにプライオリティパスについて確認します。
2025年現在、プライオリティパス最上位のプレステージの年会費は、US$469(70,350円)となっています。これは、ラウンジ利用が年間何度でも無料になるプランです。
年間10回まで無料のスタンダードプラスは、US$329(49,350円)。11回以上は1回ごとにUS$35(5,250円)。
利用するごとに 1回US$35(5,250円)のスタンダードが US$99(14,850円)です。
ちなみに同伴者は 1回US$35(5,250円)でプライオリティパスを持っていなくても利用できます。
つまりプライオリティパスを直接契約すると最安でも二人で1回利用するためには
・スタンダードの年会費 14,850円
・1回利用の 5,250円
・同伴者料金 5,250円
で25,350円かかることになります。
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード(以下三菱UFJプラチナカード)の年会費は22,000円(税込)です。
三菱UFJプラチナカードを契約すると プレステージ会員同等のサービスが受けられるプライオリティパスが無料でもらえます。
三菱UFJプラチナカードのすごいところは家族カードが1枚無料で発行でき、その無料家族カードにもプライオリティパスのプレステージが無料でついてくるところです。
つまり、22,000円で2人分のプライオリティパス最上位プレステージがもらえることになります。2人で1年に何度でもラウンジが使い放題です。
海外では一つの空港にプライオリティパス対応ラウンジが複数あることが多いので、私たち夫婦は、乗継便で空港待ち時間が長い時はラウンジのはしご(二つ以上を続けて利用する)ことも少なくありません。
残念なポイントとして、2024年11月以降ぽてぢゅうなどでのレストラン無料食事利用が対象外になってしまいました。成田空港の9アワーズでの無料休憩も対象外。改悪のニュースが続きますがラウンジ利用し放題という本来の機能は失われていません。
ミライノカードTravelers Gold
ミライノカードTravelers Goldの年会費は11,000円(税込)です。
ミライノカードTravelers Goldを契約すると、スタンダードプラスに似たサービスが受けられるプライオリティパスが無料でもらえます。スタンダードプラスとの違いは年間6回までラウンジ利用が無料だということです。
ミライノカードTravelers Goldのすごいところは家族カードが3枚無料で発行でき、その無料家族カードにも本カードと同じプライオリティパスが無料でついてくるところです。
つまり、11,000円で4人分のプライオリティパスがもらえることになります。家族4人で1年に6回までラウンジが使えます。
ラウンジ利用回数は三菱UFJプラチナカードより減りますが、年間のラウンジ利用が6回までならばミライノカードTravelers Goldのほうが安くなります。
しかも、ぽてじゅうなどのレストラン無料食事や、9アワーズでの無料休憩が付帯しています。4人分の無料付帯なので結構ポイント高いですね。
家族でない同伴者の場合は、同伴者料金5,250円を合わせると2人で16,250円でラウンジが利用できます。2回目以降は1回ごとに同伴者料金5,250円が加算されていき、7回目以降は2人分の利用料10,500円が加算されていきます。
このカードを契約する条件として、住信SBIネット銀行に口座があることが必要であり、この点がネックではあります。
エポスプラチナカード
エポスプラチナカードの年会費は30,000円(税込)です。
エポスプラチナカードは、ゴールドからのインビテーションもしくは年間100万円以上のカード利用のいずれかの条件達成で翌年以降ずっと年会費が20,000円(税込)になります。
エポスプラチナカードを契約すると プレステージ会員同等のサービスが受けられるプライオリティパスが無料でもらえます。
同伴者料金5,250円を合わせると2人で25,250円でラウンジが利用できます。2回目以降は1回ごとに同伴者料金5,250円が加算されていきます。
エポスプラチナカードの家族カードにはプライオリティパスが付帯しません。レストランなどの無料食事利用はできますが、1人分となります。
エポスプラチナカードのすごいところは、年間100万円以上のカード利用があると翌年20,000ポイント(20,000円相当)が通常ポイントとは別に付与され、そのまま年会費に充てることができるということです。
つまり、年会費は差し引き0円になります。ラウンジ利用は1人なら無料。2人なら同伴者料金5,250円のみが毎回かかるだけとなります。
年間100万円以上のカード利用があるならば、ラウンジ利用2回までは最安といえます。
クレジットカードは海外旅行保険も充実
今回紹介したクレジットカードは旅行保険も充実しています。
死亡・後遺障害は当然のこととして、海外旅行で最も重要となる疾病障害が三菱UFJプラチナカードは200万円、ミライノカードTravelers Goldは500万円、エポスプラチナカードは300万円ついています。
その他にもたくさんの保険が付いていて、このカードだけで他の旅行保険に入る必要はありません。海外旅行保険費用が浮きます。
プライオリティパスを最安で利用する方法のまとめ
プライオリティパスを2人旅で最安利用する方法は
利用回数無制限なら三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード
年6回までで、SBIネット銀行に口座が持てるならミライノカードTravelers Gold
年2回までで、年間100万円以上のカード利用があるならエポスプラチナカード
を契約することです。
しかし、ラウンジ利用回数以外にレストラン無料食事利用等も考慮すると異なる選択も考えられます。この点については今後の改悪もあり得るので何とも言えません。
いずれにしろ上記のカードを契約することで海外旅行の質が何倍も向上します。
プライオリティパス無料入手。安心で十分な海外旅行保険が無料付帯。
その他クレジットカードとしての機能も多数。例えばクレジットカードのキャッシング機能で現地のATMを使って現地通貨を入手したほうが通常の両替より手数料が安く済むことが多いです。
そもそもクレジットカードがあれば現金もほとんど持つ必要がありません。ホテルもショッピングもレストランも海外はほとんどクレジットカードでOKです。トイレのチップやバスなどはどうしても小銭が必要なのはいなめません。
クレジットカードを上手に活用して海外旅行を快適に楽しんでください。
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